2011年03月02日
契約について・・・
お客様目線で考えると、契約後の変更(殆ど増額)はしたくないのが本音だと思います。
大体のハウスメーカーさん等は、現地調査・打ち合わせ後に基本プランから
①契約 → ②詳細仕様の打ち合わせ → ③変更契約 → ④確認申請
となります。
①の契約は標準契約・仮契約と呼ばれたりします。最初に予算の提示をしますが、大体予算内の金額提示がされているようです。
②の詳細打ち合わせはここから建具・キッチン・お風呂・トイレ・照明器具とか内、外装の仕様・色なんかを決めていきます。
また間取りの変更も行われます。
③が最終仕様の契約です。
私が聞いたお客さんでは、ほぼ皆さんが最初の契約時より
1割~2割の金額アップとなっています。
私の場合は、②の詳細打ち合わせまでをしてから契約します。
最初から予算内で全てを煮詰めようとしています。
これは凄く効率の悪いやりかたです。
何故なら凄く手間と時間を消費した上、確実に受注できる保証も無いからです。
契約前に何度もお客さん宅で打ち合わせ、設計、ショールームにも何度も行きます。
ですから今までに当社の仕様をそっくり真似られ、後出しジャンケンで契約を持って行かれた経験もあります。
競合他社からすれば非常に容易い相手でしょう(苦笑)
詳細まで打ち合わせした間取り図、全ての住宅設備のプレゼンボード、見積詳細書までが手に入る上、まだ契約していない訳ですから。
その内容に少し手を加えた上で、金額も安く提示すれば受注のチャンスもある訳です。
以前、約4ヶ月間打ち合わせして私の感触では契約寸前まで進んでいたお客様を他社に持って行かれた時は流石に凹みました。
思わず夜中に自転車漕ぎました(苦笑)
社内的にも契約前にコストをかけ過ぎるのは効率が悪すぎるのでは?
他社のようにあらかじめ設定した間取りプラン・仕様を提示して標準契約をしてから詳細を煮詰めた方が良いのでは?
という意見を何度もいただきました。
ですが私の気持ちとしてはそれはしたくない!
信じてもらえなかっただけ、信じてもらえなかった自分に非がある、と考えるようにしています。
お客様目線では契約後の増額は騙された!という心境になるのではないでしょうか?
一生に一度のお買い物をされるわけですから、モチロン段取りを承知されている訳ではない。
ですから分かり易く全てをオープンにしたうえで契約したいのです。
それでも建設中に多少の変更がある場合もあります。
それは主に住設関係です。キッチンの扉のグレードアップだったりとか、付属品の追加等です。
大きく100万円単位で増えたりする事は絶対にありません。
それでなくても家の建設には目に見えないお金がかかるものです。
色んな意味でお客さんの不安・疑問を取り除くのも我々建築に関わる業者の大切な役割だと思います。
決してブレず、信じた道を行くのみ!
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